計量器取り扱い

メスフラスコ類

  • ■原理・構造
     その形状は種々あるが、その目盛りの定め方から受用メスフラスコ、出用メスフラスコの2つに大別される。
      受用とは乾燥した状態のところに、その目盛りまで液体を入れたときに、その収容液の体積が規定の体積を表わし、表示方法としては一般にE(Eingussの略)または、TC(To Containの略)の文字を入れている。
      ほとんどのメスフラスコは受用です。
      出用メスフラスコは目盛線まで入れた液体を他に排出したとき、その排出された液体の体積が規定の体積 となり、その表示方法はA(Ausgussの略)または、TD(To Deliverの略)の文字を入れており、受用メスフラスコにくらべて、その目盛線は内壁に付着して残る量だけ違うものである。